こんにちは。中條公認会計士事務所です。
事業を軌道に乗せるために、何としても希望融資額をつかみたいところですが、ちょっと待ってください。
「創業融資を受けたいけど、いくらまで借りられるの?」
ここをわかってないと、せっかくの事業計画がスタートから頓挫してしまいます・・・
いくらまで借りられそうなのか、日本政策金融公庫を例に考えてみたいと思います。
日本政策金融公庫の新規開業資金では、「融資限度額を7,200万円(うち運転資金4,800万円)」となっています。(2024年7月時点)
「ということは、7,200万円までは借りられるのだな」と考えてしまいますが、残念ながらそうではありません・・・
結論1:自己資金の2~3倍を目安にしてください。
自己資金が100万円でしたら、融資金額は200~300万円が到達したい目安になります。
自己資金が500万円あったら、1,000~1,500万円借りられる計算になりますが・・・・・・
結論2:1,000万円が上限の目安になっている。
もちろん、7,200万円までは借りられる制度になっていますので、1,000万円を超える融資も受けられるはずなのですが、1,000万円を超える融資は審査が厳しくなり融資を受けられないケースがほとんどです。
とすると、1,000万円を超える融資を受けたい場合は、あきらめるしかないのか?
いえ、大丈夫です!!
その場合は、公庫と他の金融機関に合同で融資してもらうことで、希望額の融資を受けることができる場合があります。
手順としては、1→2→3の順に考えてもらうと良いかと思います。
- 自己資金の確認
- 自己資金を3倍した金額で資金が足りているかを計算
- 足りない場合もしくは1,000万円以上の融資が必要な場合は、専門家に相談する
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