こんにちは。中條公認会計士事務所です。
創業融資で、希望する融資額を獲得したい!起業される皆さんなら、そう願ってやまないと思います。
早速、希望する融資額を受けられるケースを見ていきたいと思います!
次の2つのケースのいずれかにあてはまる場合は、希望融資額を獲得できる可能性が、とても高いと言えます。
- 十分な自己資金が準備されているケース
- 顧客を既に見込めているケース
では、1つずつ見ていきましょう!
1.十分な自己資金が準備されているケース
例えば、200万円の自己資金があるケースで、100万円融資を受けたいといったケースです。
自己資金である200万円も当然ながら事業に使うわけです。ですので、いっぱい自己資金があるからといって、融資額を返済する能力が高いとは一概には言えません。
でも、銀行は、皆さんが創業を目指して準備してきたプロセスを見ています。
自己資金の準備というのは、これから挑んでいく事業への本気度を示していると言えますので、審査の上で大変重視される項目となっています。
自己資金が大きいほど、皆さんの事業に対する本気度が高いと判断され、融資額アップに繋がっていくと考えてください!
2.顧客を既に見込めているケース
自己資金が大きければ大きいほど良いのはわかっているけど、現実はそうもいかないものですよね・・・
顧客が既に見込めているケースも希望する融資額を受けられる可能性をアップさせます。
「顧客が既に見込めている=売上が見込めている」ということです。売上が上がれば、融資も問題なく返済できますよね!
「顧客が既に見込めているケース」ってどんなケースなのか?
例えば、美容師さんで、勤めていた美容室で担当していたお客さんが200人います。この場合、かなり多くのお客さんが、新しく開業する美容室に来てくれそうな予感がありますよね。
このようなケースも、融資額のアップに繋がっていきます!
まとめ
自己資金が十分にあるケースや顧客が見込めているケースが融資を受けやすいのはわかっていただけたと思います。
それじゃ、「自己資金も十分でないし、顧客ゼロからの開業の場合は、融資は受けられないの?」このように思われる方もいらっしゃると思います。
いえ、自己資金が少ない・顧客ゼロからのスタートでも大丈夫です!
あなたの事業の強み・競合との差別化戦略を、しっかりと「創業計画書」の中で示していきましょう!
「創業計画書」を丁寧に作り込むことで、希望する融資額の達成に近づいていきます。